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  • 香川県豊島にて展開する パーソナルモビリティ向けIoT事業「瀬戸内カレン」 サービス開始より1周年を迎えたことを機に、 利用実績及び、利用者アンケートを公開

    2017/03/27

ソフトバンクグループ傘下のPSソリューションズ株式会社(東京都港区、代表取締役社長:鬼頭 周)とソフトバンク株式会社(東京都港区、代表取締役社長: 宮内 謙) が日本オラクル株式会社(本社:東京都港区、代表執行役社長 兼 CEO:杉原 博茂)の協力の下、香川県小豆郡土庄町豊島で展開しているパーソナルモビリティのレンタルサービス事業「瀬戸内カレン」が2017年3月26日をもってサービス開始より1周年を迎えたことを機に、利用実績及び、利用者アンケートを公開いたします。

 

 

「瀬戸内カレン」は日本オラクル株式会社の協力の下、パーソナルモビリティ※1に移動体通信網をつなげるInternet of Moving Things※2事業の第一弾として、香川県小豆郡土庄町豊島にて展開されているパーソナルモビリティのレンタルサービス事業です。ソフトバンクの移動体通信網につながる車載機を搭載し、パーソナルモビリティの位置情報をリアルタイムに把握して可視化できるようになる他、運転状況を中央管制センターにて監視する仕組みも備え、急発進や急ブレーキ、コースアウトなど運転が適正に行われていないことを自動で検知します。また、充電インフラとしてソフトバンクが開発した充電・認証システム「ユビ電」を活用します。なお、本事業のサービス提供基盤には、オラクルのPlatform as a Service(PaaS)製品群「Oracle Cloud Platform」を採用しています。

※1 先進技術を用いた立ち乗り電動二輪や町中での利用を想定した1~2人乗りの小型電動コンセプトカーなどを包括する次世代自動車の概念です。
※2 移動体、モビリティに特化したIoT

 

 

「瀬戸内カレン」は2017年3月26日のサービス開始から1年間で2,724名の方にご利用いただきました。

 

また、利用者へアンケート調査を行い222名から回答を得た結果、73.9%の方に“大変満足”と回答いただいた他(図1)、豊島に今後訪問予定の知り合いがいた場合に“絶対に勧める”と回答した利用者は55%、“多分勧める”が44.6%となり、99%以上の利用者が知り合いにも勧めたいサービスであると回答しました(図2)。

加えて、本サービスの利用理由を調査したところ、“バスや自転車では不便な場所に行きたかったから”が55.9%、“車輌(EV-neo)に興味があったから“が38.3%、”営業所が便利な場所(家浦港そば)にあったから”が29.3%となりました (図3)。

「瀬戸内カレン」を利用するきっかけは様々ですが、利用者の多くに満足いただいていることが分かります。引き続き、「瀬戸内カレン」は豊島来訪者に、豊島の魅力をより感じていただけるよう、サービスのクオリティ向上に努めて参ります。

 

今後も、Internet of Moving Things事業では、海外展開も視野に入れてパーソナルモビリティ向けに充電認証サービス「ユビ電」をはじめとする多彩なサービスの開発を進めて参ります。

 

Q.今回のご利用について、どの程度満足されましたが?(図1)

 

Q.今回ご利用された瀬戸内カレンは、どの程度お勧めされたいですか?(図2)

 

Q.「瀬戸内カレン」の利用理由は?(複数回答可)(図3)

 

 

■「瀬戸内カレン」概要

  1. 利用方法
    専用のホームページ(http://www.setouchi-karen.com)より事前に予約し、当日現地でクレジットカード決済のみ可能です。
  2. 提供開始日
    2016年3月26日(土)
  3. 提供料金
    3,700円/日(Web割引)2,800円/半日(Web割引)

※料金は今後変更になる可能性があります。最新の金額はホームページでご確認ください。

  1. 提供するモビリティ

・本田技研工業株式会社提供の電動二輪車「EV-neo」(第一種原動機付自転車)

・ヤマハ発動機株式会社提供の電動二輪車「E-Vino」(第一種原動機付自転車)

・ヤマハ発動機株式会社の電動アシスト付自転車「PAS-mina」「PAS VIENTA5」

 

■各社の役割・目的

【ソフトバンク株式会社】

「誰が、何に、いつ、どこで、どれだけ」充電したかを把握することができるエネルギー利用トランザクションエンジン「ユビ電」を、モビリティの充電インフラとして提供します。「ユビ電」は、独自の個体認識技術を用いて、プラグを挿すだけで個体の識別番号を読み取って認証し、クラウドシステムと連携して何にどれだけ電気が使われているかなどの情報を把握可能な、次世代エネルギーライフスタイルを実現するソリューションです。今回、豊島家浦港を拠点として、島内に充電場所を設置し、利用者に「ユビ電」マークがあるコンセントが自由に使える環境を提供します。

 

【PSソリューションズ株式会社】

豊島において、パーソナルモビリティのレンタルサービス事業「瀬戸内カレン」を運営します。環境にやさしい低炭素なパーソナルモビリティサービスの普及推進のため、パーソナルモビリティの利用解析データを活用し、二輪車をはじめとするパーソナルモビリティとの連携サービスを創出します。パーソナルモビリティの活用方法をパッケージ・サービス化し、大気汚染や環境問題を抱える国内外の都市などに、移動体通信網とつながるパーソナルモビリティ交通インフラとして展開してまいります。
また、この事業を機に、観光地の情報発信や旅行体験そのものをテクノロジーで変革する「Tourism×Tech 地方創生プロジェクト」を2017年から開始しました。
この目的に共感いただいたパートナー企業と今後、地方自治体の観光における課題に対し様々なソリューションを提供していきます。

 

【日本オラクル株式会社】

「Oracle Cloud Platform」製品群である「Oracle Internet of Things Cloud Service」、「Oracle Database Cloud Service」、「Oracle Java Cloud Service」を提供します。これらのクラウドサービスで構築したIoTサービス基盤を活用し、パーソナルモビリティとリアルタイムに連携し、車両情報・位置情報・充電状況を収集・分析します。このIoTサービス基盤により、位置情報を基にした利用者へのリアルタイムなサービス提案や、利用域外への走行に対する警告等を容易かつ柔軟に設定可能で、パーソナルモビリティの利便性向上と全体視点でのサービス監視を支援する環境を迅速に実現します。

 

※SoftBankおよびソフトバンクの名称、ロゴは、日本国およびその他の国におけるソフトバンクグループ株式会社の登録商標または商標です。

※この報道発表資料に記載されている内容、製品、仕様、問い合わせ先およびその他の情報は、発表日時点のものです。これらの情報は予告なしに変更される場合があります。

 

 

◎PSソリューションズ株式会社概要 

・会社名    :PSソリューションズ株式会社

・本社               :〒105-7104 東京都港区東新橋1-5-2汐留シティセンター4F

・代表取締役社長:鬼頭 周

・資本金       :1億円 ソフトバンクグループ株式会社100%出資

・ホームページ    :https://www.pssol.co.jp/

 

 

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